トロカデロ庭園

トロカデロ公園はパリの16区にあり、セーヌ川に面した緑地で、人々に愛されている散歩コース。シャイヨー宮とイエナ橋の間にあります。この庭からは、エッフェル塔の、誰もが感嘆するほどすばらしい眺めが見られます。最初の庭園は、1878年の万国博覧会のために、シャイヨー丘陵の上のオリエンタル様式の“トロカデロ宮殿”やミナレットとともに造られました。そして、1937年の万国博覧会のために改造され、現在の庭園に形作られました。中央には広い芝地や台地、1937に造られた有名なヴァルソヴィの噴水があります。巨大な噴水盤は20もの水砲を備え(1秒間で5700リットルの水が出る)、水が人口滝の泉水をたどりながら、セーヌ川方向へ流れていきます。両側には、水が吹き上がる噴水が二重に並んでいます。夜には、光のショーで雄牛頭部の彫像や、黄金の馬の彫像がライトアップされます。このショーは見逃せません!イエナ通りの方には、パリでもっとも大きな水槽がある水族館シネアクアがあります。そして丘の上には、さまざまな美術館や劇場、レストランがあるシャイヨー宮が建ち、その中央には、人権宣言の記念碑があります。宮殿の両側は、イギリス庭園と、泉水に沿ったゆるやかな坂道。樹齢100年以上の樹木や30年代の彫刻が点在したこの公園は、とくに夏の暑いときに人々に愛されています。

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