コンコルド広場

パリ8区のコンコルド広場はセーヌ河岸の、パリ最大の広場(8万4千平米)です。シャンゼリゼ大通り、ラ・デファンス、チュイルリー公園ルーブルを結ぶ壮麗なる要衝となっています。歴史の場でもあり、左岸のブルボン宮(国民議会)と右岸のマドレーヌ寺院とをつないでいます。1772年にルイ15世に敬意を表し敷設したこの広場には国王の騎馬像が設置されていましたが、革命時に取り壊され広場は処刑場となり、恐怖政治の後にコンコルド広場と改名されました。この名はフランス国民の和解を象徴するべく選ばれたものです。コンコルド広場はまた、エジプトの総督ムハンマド・アリよりフランスに贈られた、3300年前創建のルクソールのオベリスクによっても有名です。1836年に広場の中央に設置されたこのオベリスクは元来ルクソール神殿にあったものです。高さ33m、重さ230トン、赤色花崗岩でできたこの傑作にはヒエログリフが全体に刻まれ、日時計および金色のピラミディオンが彩りを添えています。広場はシャンゼリゼの入り口をなすマルリーの馬など、多数の彫像と都会的な装飾を有し、セーヌ河岸の古本屋が活気を与えています。その反対側ではホテル・クリヨンあるいはレストラン、マキシムが世界の著名人を迎え入れます。夕暮れ時、美しくライトアップされたコンコルド広場は光の都の至宝にふさわしい威厳を見せています。ヴェルサイユ&パリミニバスによるパリ発見(優先入場付)など、Pariscityvision.comの大多数のツアーがコンコルド広場を通ります。

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